CIC 50th ANNIVERSARY

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CIC 50th ANNIVERSARY

CICは1972年10月の創立から50周年を迎えました。

CICは1972年10月の創立から50周年を迎えました。
これもひとえに、お客様をはじめ多くの関係者の皆様のご支援、ご愛顧の賜物と心より感謝申し上げます。
そしてこれまでCICを築き、発展させてくださった諸先輩方とご家族の皆様には、これまでのご尽力に心より御礼申し上げます。
CICはこれからも、堅実な経営を第一とし、企業の社会的責任を果たし、将来を見据えて新しいことにチャレンジしながら、次の50年に向かって進んで参ります。
今後とも引き続きご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

株式会社CIC
代表取締役社長
佐々木道夫
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CICと私

CICホールディングス株式会社
代表取締役 長谷川惠三
昭和47年、六本木の酒店2Fに6台のパンチングマシンがけたたましく音を響かせていました。学生だった私は父(成雄)の始めた会社(セントラル情報センター)で、そのパンチカードをPハム社などに配達するアルバイトをしていました。その頃は社員が2, 3名だったと思います。

まもなく私は商社に就職してインドネシアに長期赴任を命ぜられ、その後10年間をその会社で勤務しました。羽田から出て成田に戻った最初の一時帰国では、あまりの日本の変貌ぶりに驚かされた記憶があります。毎年一時帰国するたびに会社は移転していて、六本木から渋谷に移転したときは、小さなビルしか借りられないので、各グループがそれぞれ別のビルに入るなどして、社員数もどんどん増えていきました。
そんな中、昭和60年に当社に入社した私は人事部付でしたが、当時の顧客のH社(戸塚、神奈川、大森)に営業に行くと「人事の名刺で来るな」と言われ、翌日には営業の名刺を作る始末でした。
当時は派遣業務が中心で、社員のフォローが主たる仕事でしたが、同時に人員の確保が私の仕事となり、採用で全国各地を飛び回らなければなりませんでした。そうして、仙台、名古屋、福岡、島根と拠点も増えて現在に至ります。
右腕に野口さんを得て、二人三脚でがむしゃらに仕事をしました。H社のQ社先物システム、F銀行第3次オンラインなど、請負契約でものすごく苦労しました。更にN社との契約には約3年の時間を要して初めて受注に漕ぎ着けましたが、H社とはまるで異なる仕事の仕方で、苦労苦労の連続でした。

昭和63年には悲願の自社ビルを川崎市黒川に持ち、平成3年には管理職全員にパソコンを支給して、社内ネットワークを開始しました。平成15年に品質マネジメントシステム(ISO 9001)の認証を取得して以降、情報セキュリティマネジメント、環境マネジメント、Pマークなど、3種の神器を確立していきました。また、JASA(組込みシステム技術協会)の海外視察をきっかけに、インド・チェンナイとのコネクションができて、現在のインド法人のベースが築けました。

CIC50周年の寄稿にあたり昔話を書きましたが、会社が50年続く事は大変な事と実感しています。
会社の更なる発展と、社員とご家族のご健康を祈念して本稿と致します。
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OBからのエール

株式会社CIC
相談役 長谷川武之
創立50周年おめでとうございます。

CICが50周年を迎えるに当たり自分の入社当時の事が思い出され感慨を新たにしております。
CICでの社会人人生は本当に色々な事がありましたが、今となると懐かしい思い出です。苦労した事は記憶から消えませんが、楽しくできた仕事も良く覚えています。入社し立ての頃は基礎知識が乏しく、言われた事が理解できない事も多々ありました。言葉で確認して上司から承諾を貰っても、出来上がったものが要求されているものと乖離してしまう事が何度もありました。当時の経験から、新人の皆さんと話す機会が有るときには、絵を描いてイメージを共有する事で認識の齟齬をなくすことができる事をお伝えして来ました。
ある程度経験を積み上司やお客さんとのコミュニケーションがうまく行くようになると求められている事も自然と理解できる様になり、与えられた仕事を確実に仕上げる事により自信が付きお客様からの信頼も得られる様になります。信頼を得られると大きな括りの仕事を任せて頂ける様になり、色々な経験を重ねて成長ができます。(自分自身では成長を認識しにくいものですが)

振り返って見て楽しかった仕事の共通点は、決して楽な仕事では無かった事です。言い換えると、課題の多い仕事や苦労した仕事ほどやりがいがあり、仕上げた時の達成感も大きかったと言う事です。チームにおいてメンバー一人ひとりが自分の役割を認識し、ゴールをイメージし力を発揮する事でチームが一丸となると、言葉でうまく表現ができませんが疲れを忘れさせる別の力が出てくるような気がしました。また、定期的な飲みにケーションの場における他愛もない話が、気分のリセットとチームメンバー間の潤滑油となり、プロジェクト推進に大いに役立ちました。そしてプロジェクト完了の暁には盛大に打ち上げを行い、メンバー全員でやり遂げたと言う達成感を共有できた時が本当に楽しい時でした。
お客様は自社のサービスを通してエンドユーザの利便性が向上する様にとシステムを開発します。我々はお客様の目的達成のため、システムの開発や稼働維持でお役に立ちお客様と一緒により便利な社会の実現に貢献します。今の仕事をしっかりやりきる事が社会貢献に繋がっていますし、皆さんがシステムの目的を理解し、日々問題なく稼働を維持する事や、携わるシステムが稼働した時の社会への貢献内容をイメージする事で、やりがいを持って働けると思います。
お客様に信頼して頂き、一人ひとりがやりがいを持ち楽しく働け、その結果が社会の利便性向上に貢献する、これはCICが掲げる経営理念の具体的な姿と私は思います。まだ仕事の楽しみを実感できていない人もいるかも知れませんが、色々な経験を積み、今携わっている仕事の目的を自分なりに理解し、やりがいを持てる様になって下さい。その先には仕事の楽しさが待っています。

CICがビジョンとして掲げている「社員が安心して楽しく働ける会社を実現する!」を目指し、次の50年を担う皆様が益々活躍される事と、皆様並びにご家族の皆様のご健勝を祈念し、私からのエールとさせて頂きます。
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50th Anniversary wishes

CHG IT CONSULTANCY PVT. LTD.
Managing Director
Sivakumar Dhandayutham

Hearty Congratulations to the entire CIC family for the 50th Anniversary. Fifty years of completion proves that many have contributed to this milestone starting from our founders, their family members, employees, partners and our beloved customers. I am sure CIC has contributed phenomenally to the technology transformation in various stages in these 50 years. I feel happy and honored to be part of this wonderful CIC family, especially on this occasion. We all know it is not an easy achievement, while many are yet to achieve such a milestone. My Best wishes, Let us continue to Learn, Improve, Grow and Enjoy as a family.
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社員の声

2002年入社 Y課長

わたしは2002年に当社へ入社しました。
入社後はインフラの設計、構築、運用の業務に従事し、当初5年間はガムシャラではありましたが、一人前のエンジニアになるため、ひたすら努力を重ねてきました。

そんな中、入社して5年が経ったころ、当時の上司に「バンドをやりたいので会社を辞めます」と伝えました。 わたしは学生のころからバンド活動が好きで、社会人になってからも幼馴染の友人とバンド活動を続けていました 。 自分達なりに どんどん軌道に乗って「こりゃプロになるしかないな」と考えるようになっていました。上司からの返事は意外なもので「いますぐ辞めなくてもいいんじゃない? 生活もあるし バンドで生計が立つ兆しが見えてから判断するのもありだよ」と、平日でもライブ活動ができる仕事を与えてくれました。
残念ながらバンドは 芽吹くも 花咲かずの結果になりましたが、約6年間バンド活動に打ち込むことができたため、後悔することはありませんでした。バンド活動を断念後、エンジニアとして活躍できる場所を用意してくれた 上司には感謝しかありませんし、頭が上がりません。
そのようなわたしが、いまは課長をやっているので不思議なものです。

CICは 社員のやりたいこと、好きなことにチャレンジさせてくれる会社です。
わたしの経験はプライベートの極端な話なので誤解が生まれそうですが、仕事においても、自分からチャレンジしたいことを発信すれば、頭ごなしに却下されることもありませんし、変な縛りもありません。
わたしもグループのメンバがやりたいこと、好きなことにチャレンジできる環境を提供できるよう、この50年間で先輩方が醸成されたCIC文化を継承、成長させるために邁進しています。

2019年入社 Wさん

私がCICに入社した当初、文系出身ということもあってITに関する知識がまったく無く、不安が大きかったのを覚えています。ですが、新入社員教育やOJT教育を通して実務に慣れていくことができ、入社時に知識がないというのは、あまり気にする必要はなかったなと思っています。このほかにも、当社は階層別の教育が充実しているので、社員の成長を後押ししてくれていると強く感じます。私自身、教育を通して多くのことを学ぶことができ、今ではプロジェクトのサブリーダーを任せてもらえるくらい、成長することができました。

仕事以外だと、社内イベントや部活動が充実しているというのも、イベントや運動が好きな私にとって、非常にありがたい環境です。社内の懇親会や、私が所属している野球部、ボウリング部の活動を通して仲良くなった先輩や上司に、仕事での悩みを相談することもできています。コロナ禍で社内イベントや部活動の機会が減ってしまいましたが、再開できるようになったら、たくさん楽しみたいと思っています。

CICは楽しく仕事をしながら成長できる会社です。50年間で作り上げられてきたこのCICをさらに大きくしていけるよう、これからも精進していきます。

2010年入社 Sさん

『CICと私』について考えてみましたが、色んな変化を一緒に過ごした環境、仲間というのが1番しっくりきました。

初めての社会人生活、システム開発の現場での業務、家族が増えたり、コロナで生活様式が変わった事など節目になる大きな変化も、思い出せない小さな変化もたくさんありました。変わる度に目を回しそうになったこともしばしばでしたが、できなかった事が出来る様になったのは純粋に楽しかったり嬉しかったような気がします。
それらの変化に対応する際、変わるもの/変わらないもの、変えた方がいいこと変えない方がいい事、それらの中で何が大事なのかを考えたことで変わる事が出来たんだなと思います。改めて、それらのきっかけをくれたのは何か?と思い返してみると、CICで出会ったすべての方々の言葉があったからということに気づきました。社長や会長はじめ、上司や、先輩、後輩、同期入社のメンバー、お客様、研修先の講師、その時々で色んな考えや言葉をもらってるなぁと、感謝の念に絶えません。

ここまで書いてみて、自分がもらってばかりにならぬよう、CICやお客様に間接的であっても還元できるよう今後より精進する必要があると気づいて身の引き締まる思いがします。
私に変化とその楽しさをくださったCICの方々、並びにお客様には改めて感謝申し上げます。そして、今後もどうぞよろしくお願いいたします。
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